HOME>三徳会の特色
三徳会の施設は、高齢者施策において先進的である品川区の荏原地区に集中しています。4つの施設それぞれに特色があり、利用者様やご家族様のご希望に応じて、ご利用になりたい施設をお選びいただけます。あらゆるニーズにお応えできるよう、特養ホームはもとより、ショートステイやデイサービスといった短時間でのご利用、施設に通うことが困難な方には在宅サービスも行うなど、その内容は実にさまざまです。
これらの活動以外にも、介護を必要としている方やそのご家族の相談窓口として、より快適な暮らしが送れるようお手伝いをしたり、地元の皆様との交流会を開くといった地域活動を行ったりしております。
三徳会の施設は各地域に密接に関わっていてそれぞれの街の風を感じる施設だといわれています。戸越銀座、中延、武蔵小山など近隣の商店街は利用者の皆さんとのまたとない散歩コース。住民の方々の温かい笑顔が迎えてくれます。
三徳会では地域の方々とのふれあいと第一に考え、地域開放事業(納涼祭や作品展など)を開催。介護者教室や地域交流会などの情報発信基地としての役割も担っているのです。
各施設では積極的にボランティアを受け入れています。最近は熟年の方の参加も増え、皆さんいろいろな場面でいきいきと活動なさっています。
また、中学校とひとつ建物のなかにある戸越台ホームでは、近隣の小・中学生が高齢者を理解する学びの場を提供し、ふれあいを通して慈しみの心を育む環境を作りあげてもいます。
屋上庭園では高齢者と子どもたちが協力しながら草木を育てています。
ボランティア募集中!
利用者の方々に各施設の正確な情報を提供するための<介護サービス情報の公表>と、自らの評価を外部から入手するための<福祉サービス第三者評価>を積極的に導入しています。
各施設ともに高い評価を得ていますが、結果は細かい点まで分析し、今後の施設やシステムの向上をはかる手がかりとしています。
福祉施設としての社会性や客観性を確保するために、高齢者福祉に関心と理解のある地域の方に委員になっていただき、年4回それぞれの施設で<第三者委員会>を開催しています。委員からの意見やアドバイスを真摯に受け止めて苦情解決・サービス向上をはかっています。
品川区に設置されているサービス向上委員会では、利用者の介護や接遇にあたるスタッフが自分を含めた施設全体を自らチェックし見直しを行うことを義務づけています。
<セルフチェックシート>を用いて現場スタッフがチェックした結果を<サービス向上計画>と呼ばれるシートに集計することで現状の課題を的確に把握し、具体的な対応策を考えています。また、各施設に意見箱・相談窓口を設置しているほか「利用者懇談会」を毎月1回開催して、利用者の意見・要望を取り入れるように努めています。
問題点は各種委員会やサービス研究会において、ケアワーカー・看護師・機能訓練指導員・管理栄養士・ケアマネジャーなど、各専門スタッフが一丸となって改善策を検討しています。
三徳会では、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャーなどの資格取得をめざすスタッフにできる限りの便宜をはかっています。講座案内などの情報を提供し、受験体験談に基づく勉強会、講習会なども開催しています。
人材育成の観点から1年に平均30回ほど内部研修が計画され、スタッフのさまざまな面においてのレベルアップに努めています。また、スタッフの自発性・自主性を尊重してスタッフ自身の提言による研修の開催や参加も応援し、平成19年度から実施の海外研修、国内の研修への参加を積極的に呼びかけています。